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ベトナム国際ニャチャンビーチマラソン事務局
事務局長 水谷 隆

 
 

10月24日(日)、第2回ベトナム国際ニャチャンビーチハーフマラソン2010を無事終了することが出来ました。
ランナーの皆様、お疲れ様でした。そして、大会にご協力いただきました関係者、企業、団体の皆様に心より御礼申し上げます。

大会前日、台風の影響もあり、ニャチャンビーチは大荒れ。波は高く、ビーチ深く押し寄せている状態で、ロード&ビーチ5kmの参加者からは、「これじゃあ、救命胴衣を着けないとダメね。」と心配そうな声が上がるほど。

大会当日は、一転、海は穏やかになり、やや湿度はあるものの曇り空で風が心地よいランニング日和となりました。集合時間の朝5時30分。スタート地点のカインホア省文化会館前広場には、徐々に参加者が集まり出し、現地大会関係者も慌しく動いていました。聞くところによると、ベトナム人は普段のんびりしているが、“ここぞ”という時の動きが実にいいらしいです。

 開会式のセレモニーは、日本側代表として、在ホーチミン日本国総領事館の古館領事。ベトナム側は、地元カインホア省文化スポーツ観光局副局長ホア氏の挨拶のみで短めに終了しました。第1回大会の際は、ベトナム側で、スピーチをしたい方が多く、かなり長くなり、参加者からクレームがつきましたので、今回は手短に。

 ところが大会準備で、開会セレモニーの始まりが遅れ、スタートは予定より15分遅れの6時45分。ハーフ、10km、ロード&ビーチ5km、そして今回、ニャチャン市民の参加を促すために特別に設定した2kmの順にスタートして行きました。日本、ベトナム、アメリカ、フランス、オーストラリア、マレーシア、チリなど7ヶ国から1300人の参加者が健脚を競い合いました。

 ゲストランナーの千葉真子さんから、ニャチャンマラソン初参加の感想として、ずうっと海を眺めながら走れるコースで、波の音も心地よく、想像以上に満足しましたとのコメントをいただきホッとました。

 日本からの参加者には、スケジュールに組み込まれているウエルカムディナー、前夜祭、完走パーティー&抽選会は、今回も好評でした。全国から個々に参加されていますので、このパーティーが参加者同士のコミュニケーション場となり、最初はよそよそしさがありましたが、日ごとに親しくなり、お互いの大会出場話や練習法、それから、ニャチャンでのショッピング情報交換までされた方もいらっしゃったようです。この大会ならではの楽しみでもあります。ただ、走るためだけにベトナムまで来て帰るのは、もったいないですよね。これからも企画を充実させていきます。

 大会自体は、日本の大会に比べればまだまだ発展途上にありますが、ベトナム側も必死に努力していますので、回を重ねるごとにすばらしい大会に発展して行くだろうと思います。参加者一人一人が走るだけではなく、ベトナム人と接し、ベトナムを知り、相互理解をしてゆくには、いい機会ではないかと思います。

 次回の第3回大会は、ランナーの走りやすい時期を考慮し、涼しく、爽やかな2月〜3月の開催にするということで、関係機関と調整をしております。2012年の2月下旬から3月上旬を予定。

「ベトナムは暑すぎて本当にマラソンが出来るのか」という声も多く寄せられていますが、次回大会には、ぜひ、参加してニャチャンマラソンを体感してみて下さい。きっと先入観が覆ります。そして、魅力いっぱいのベトナムも満喫してみてはいかがでしょうか?それでは、参加をお待ちしております。
 
 

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